【失敗談あり】製薬会社から調剤薬局へ転職してわかった「平気だったこと」と「マジで後悔したこと」私のリアルな体験談

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企業から調剤薬局への転職。「未経験でも大丈夫?」「年収が下がるのは損?」と不安で足が止まっていませんか?

私も同じでした。

でも、実際に飛び込んでわかったのは、「事前に怖がっていたこと」のほとんどは、実は大した問題ではなかったということです。

ただし、油断してはいけません。私は転職活動中、別のところで「冷や汗をかく大失敗」と「数万円の損失」をやらかしました。

この記事では、私の体験をもとに、調剤薬局への転職が怖くない理由と、実際にやらかした「二度と繰り返したくない失敗」の回避法をお伝えします。ぜひ最後まで読んでください。

目次

転職前にビビっていた「3つの壁」は意外と低かった

未経験の業種への転職で抱えていた不安はすべて、意外と難なくクリアできてしまいました。

調剤薬局で働き始める前に抱えていた不安は以下の3つ。

  • 未経験だけど大丈夫?
  • 人間関係で苦労しない?
  • 年収はどれだけ下がる?やっていける?

結果的にはいずれも全然問題なく、「心配する必要なかった」と拍子抜けしました。

感じ方は人それぞれかもしれませんが、ぜひ参考にしてください。

① 未経験の壁|「入ってから学べばいい」は本当だった

調剤薬局への転職で最も不安だったのは、「調剤未経験」であることでした。

病院実習も受けていなかった私は、処方箋の読み方も調剤現場の雰囲気も知りません。

未経験なんですけど大丈夫でしょうか?

教育体制の整っている大手を紹介しますから大丈夫ですよ

エージェント採用担当者も、口を揃えて「大丈夫」と言いますが、やはり不安は消えません。結局、何もわからないまま入社3日目で店舗配属となりました。

結論から言うと、本当になんとかなりました

理由はシンプルで、未経験者には最初から難しい仕事は振られないからです。最初はひたすら薬を集める「ピッキング」で配置を覚える毎日。

薬の名前と効能が一致し始め、一人で一通りの服薬指導ができるようになった3ヶ月目には、明確に「戦力になれている」という実感を持てました。

さらに私が「やっていける」と確信できたのは、一人の社会人として積み上げてきた聞く力があったからです。

現場に出て気づいたのは、患者さんが求めているのは薬の解説だけではないということ。

「この薬、飲み合わせは大丈夫かしら…」「なんとなく体調が優れなくて不安」 そんな言葉の裏にある小さな不安をくみ取り、適切な相槌で安心感を与える

これって、これまでの社会人生活で色々な人と接してきた経験があるからこそできる、立派なスキルなんです。

薬を揃えるスピード(技術)は練習すれば誰でも上がります。でも、「相手が本当に求めていることを察する力」は、一朝一夕では身につきません。

「自分は調剤未経験だから」と卑下する必要はありません。あなたがこれまで社会の中で磨いてきた対人スキルは、薬局という現場で間違いなく患者さんを救う力になりますよ。

② 人間関係の壁|「見学」での見極めと「馴染む姿勢」が成功の鍵

調剤薬局は、狭い店内で少人数で働く場所。「人間関係が悪かったら最悪だ」という心配もありました。

結論から言うと、私は最高の職場に出会えました。でもそれは、単に運が良かっただけではありません。

事前の見極め」と「入社後の姿勢」の両方があったからだと思っています。

実は、転職活動中に見学した別の薬局では、私よりずっと若い薬局長から「本当に残業できないんですか?」と詰め寄られたことがありました。「残業なし」が絶対条件だった私は、その違和感を見逃さず即座にお断りしました。

このとき、現場を直接見せてくれ、私のこだわりを尊重してくれたエージェントの方には本当に助けられました。

結果として選んだ職場は、同年代が多く和気あいあいとした「当たり」の店舗でした。

もちろん、入ってからも「どうすれば早く仕事を覚えられますか?」と素直に相談し、アドバイスを即実行する「馴染もうとする姿勢」は徹底しました。

現場を自分の目で確かめ、入った後は謙虚に学ぶ。この2段構えがあれば、人間関係の壁は怖くありません。

③ 年収の壁|「400万円台」への覚悟が自由をくれた

製薬会社でキャリアを積んだ人が調剤薬局に転職する場合、年収ダウンは避けられません

ここは業界の相場を知った上で、「自分は何に納得して判を押すか」が問われる場面です。

企業時代、いわゆる「高年収サラリーマン」だった私は、残業続きで心身ともにボロボロでした。帰宅しても仕事のイライラを引きずり、プライベートさえも仕事に支配されている感覚。

その当時の私の心の叫びはこうでした。

このまま心を削り続けるくらいなら、年収400万円になってもいい。その代わり、自分の時間を取り戻そう

恐る恐るエージェントに相談すると、「未経験でもフルタイムなら400万円は下回りませんよ」と即答され、拍子抜けしました。

実際に働き始めると、手取り月収は約20万円

贅沢三昧はできませんが、夫の給料と合わせれば生活レベルを落とす必要もありませんでした。

むしろ、定時で帰れる仕事の電話に怯えなくていい

下がった年収分で「心穏やかに過ごせる時間」を買い戻したと考えれば、これほど安い買い物はなかったと確信しています。

【失敗談1】「いつもより少しフォーマル」な服で出社して即バレ

調剤薬局への転職そのものは順調だったのですが、そこに至る転職活動では失敗もありました。

ここでは、転職活動中の失敗エピソードについてお話します。

まず1つ目は、転職活動していることが職場の人にバレて気まずい思いをしたことです。

仕事終わりの面接。スーツは避けたつもり・・・?

仕事をしながらの転職活動で、面接を仕事終わりに設定したときのことです。

普段の出勤はビジネスカジュアルがデフォルト。ここにスーツを着ていったら転職活動していることがバレてしまう。でも、帰宅して着替える時間もないし、着替えを置いておく場所もない。仕方なく、スーツのジャケットだけを大きめカバンにつめこんで、シャツにカーディガン、スカートで出勤しました。

「おはようございます」と挨拶した瞬間、先輩から「あら、転職活動ですか」と。

ひえええ〜っ!!

心の中で冷や汗が滝のように溢れたことは覚えていますが、なんと言って取り繕ったのか記憶にございません。

もう完全にバレてましたね。

教訓:面接日は有休!着替えは駅のコインロッカーに!

なんで有給休暇をとらなかったの?

仕事が溜まっていて、休むなんて発想が全然なかったんですよね。

冷静に考えれば、何かしらの理由をつけて有給休暇をとればよかったんです。でも、あのときの私にはそのような判断をできるだけの余裕がありませんでした。

面接日は有給休暇。もしくは、スーツは駅のコインロッカーに預けるべし。

転職活動していることがバレると職場で居心地が悪くなる恐れがあります。

私の場合、周りの反応を気にする暇もなく仕事に取り組んでいたので、その後も面倒なことはありませんでした。

でも、良識ある社会人なら、転職活動はひっそり行うのがマナーかと思います。

【失敗談2】「早く辞めたい」一心で生んだ、社会保険の空白期間

もうひとつの失敗は社会保険に関すること!

知らないと損をするので、どうか皆さん注意してください。

1週間の無職期間が面倒な手続きを招いた話

教訓:「退職日」は「入社日」の前日にすること!

とにかく早く辞めたかった私は「最終出勤日」を先に決めて、そこから残った有給休暇を消化しきった日を「退職日」としました。

次の職場は10月1日からだったため、9月中の退職ならいつでも良いと思っていたのです。

ここが落とし穴でした!

会社員としての社会保険料(健康保険や厚生年金)の支払いは、末日に会社に属しているかどうかで決まるのです。

9月末日には無職になっていた私は、すでに会社の社会保険を受ける資格を失っていたのです(涙)

届いた「国民年金」の通知を見て「誰か教えてよ!」と思った話

「9月分の社会保険料は前の会社が給与天引きしてくれている。」

そう信じて疑わなかった私の元に、ある日届いたのが「国民年金の請求通知」です。

え、国民年金? なんで? 9月は半分以上働いていたのに!

慌てて調べた結果、残酷な事実を知りました。

会社員の社会保険は、月の末日に会社に所属しているかどうかで決まる、と。

そういえば、先に辞めた先輩が言っていた・・・。

辞める日と次の会社に入る日の間は、空けないほうがいいよ

あの時のアドバイスはこれかーーー!!(絶叫)

結局、約1.6万円(当時)の国民年金を泣く泣く自腹で支払いました。

厚生年金なら会社が半分払ってくれたのに……悔しすぎます。

これから転職する方へ、私からの教訓

「退職日」は必ず「入社日」の前日に設定してください(2回目(笑))。

もし不安なら、求人紹介だけでなく「退職までの事務手続き」も丁寧に並走してくれるエージェントを選んでおくと、私のような1.6万円の損失を防げますよ。

まとめ:調剤薬局への転職活動|私が伝えたい3つのこと

これから調剤薬局への転職を考えている皆さんへ、私からお伝えしたいことは次の3つです。

  1. 調剤薬局への転職は怖くない
  2. 転職活動は隠密に
  3. 退職日は入社日の前日にリスト

企業から調剤薬局への転職は、業種も異なるため勇気がいりますよね。未経験だし、人間関係が難しいときくし、年収も下がるでしょう。しかし、飛び込んでみれば意外と道は開けています。

私は転職エージェントを利用することで、教育体制の整った大手調剤薬局で、素敵な先輩方の指導のもと、薬剤師としてのキャリアをスタートできました。

ここでの経験があったからこそ今でも薬剤師を続けられているのだと思っています。

一方で、転職活動に関しては悔やまれることも多々ありました。これから転職活動をされる皆さんには、私のような失敗はしてほしくありません

転職活動は職場の人にバレないように、うまく立ち回ってくださいね。

また、退職日は次の職場の入社日の前日にしましょう。間があくと、国民年金国民健康保険に加入しなければならず面倒です。

退職日から有給休暇の日数を逆算して最終出勤日を決めることをおすすめします。

みなさんの転職活動の参考になれば幸いです。

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